2015年8月18日火曜日

格安10GSwitchを検証してみました

Nimbleストレージを提案するときに、スイッチが必要とメーカさんに言われています。
10Gスイッチはデルの一番少ないポート数と言っても、24ポートですよね。
テスト環境、開発環境など使う際、サーバー1台、ストレージ1台をあわせても、6ポートだけがあれば、十分です。
24ポートはなんかもったいないです。

ポート数8ポートから12ポートくらいの格安スイッチを探し始めました。
そこで現れたのは「NetGear」でした!しかも、10GBaseTなので、10G SFP+が要りません。なんと嬉しいポイントいっぱいです!

機能違いスマートスイッチからフルマネジスイッチ、8ポートから24ポートまで、10Gbitネットワーク環境に品揃えも豊富です。製品の詳細はこちらです。
http://www.netgear.jp/solutions/businesssolutions/switch/10GbE_switch.html

今回の検証は10G BaseT 12ポートの「XS712T」にしました。
互換性、性能検証してみました。

NimbleStorageの調達は10GBaseTできず、10G SFP+のインターフェスです。

■検証パターンは3つ組み合わせ:
1. NetGearの10Gスイッチ+10G SFP+
スイッチ:XS712T
10G SFP+:NetGearのSFP+(AXM761)
2.  NetGearの10Gスイッチ+10G copper cable
スイッチ:XS712T
10G copper cable:Dell SFP+ cu
3. NetGearの10Gスイッチ+10G copper cable
スイッチ:XS712T
10G copper cable:AXC761

■検証環境
サーバー:Dell PowerEdge R630. E5-2695 v3 2.3GHz
OS:ESX 5.5 (2068190)
仮想マシン:Windows 2012 R2

■検証結果
◎IOPS(4K block size)
◎MB/s

◎4K block sizeのvolumeにWrite IOPSの比較(Dellの10Gスイッチと)
◎4K block sizeのvolumeにRead IOPSの比較(Dellの10Gスイッチと)
◎4K block sizeのvolumeにRead/Write IOPSの比較(Dellの10Gスイッチと)

■結論
●予想
互換性があること。
Writeの性能は変わらない、Read性能は若干遅くなるんじゃないでしょうか…
●結果
互換性あることを検証しました。
IOPS、throughputの検証から見るとWriteとReadの性能は普通の10G SFP+スイッチとほぼ同じ
構成提案することができる。



(免責事項
-本資料記載の製品名、商標は各々の所有者の登録名及び登録商標です。
-本資料に記載された内容は情報の提供のみを目的としたもので、正式なNimble Storage社、NetGear社のテストやレビューを受けておりません。
-本資料の内容についてできる限り正確を期すよう努めておりますが、いかなる明示 または暗黙の保証も責任も負いかねます。本資料の情報は、使用先の責任において活用される情報であることを、あらかじめご了承ください。)


2015年7月28日火曜日

netappのcommunityはNimbleのperformanceの話...

https://forums.netapp.com/docs/DOC-44210

質問はNetApp提案の時、Nimbleとぶつかってます。

FAS8040 CDOT cluster 4 台、SASとSATAの構成。

NimbleはCS700 一台、どのblock sizeでも10万IOPSを保証しています...

どうだろうかな.....ふむ.....

2015年6月30日火曜日

XenServer 6.5のSR拡張を検証してみました!

こんにちは、最近、CAD on VDI の運用がなんか流行っているような感じですね。
CAD on VDIのなか、ハイパーバイザはCitrixのXenServerになると思います。

Nimble Storage+XenServerの運用中、一番よくつ聞かれる質問は、SRの拡張方法です。
拡張について、検証してみました。検証のメモは下記のようです。


検証環境:
XenServer 6.5 SP1
SR:100GB (Nimble Storageから)
Nimble OS:2.2.x

Step1. SRのサイズを確認。「」にて、size=100Gと確認しました。
コマンド: # multipath -ll
[root@xenserver-6 ~]# multipath -ll
23d1472b2103540326c9ce9003d4700a6 dm-1 Nimble,Server
size=100G features='1 queue_if_no_path' hwhandler='0' wp=rw
`-+- policy='round-robin 0' prio=1 status=active
  |- 3:0:0:0 sdb 8:16 active ready running
  `- 4:0:0:0 sdc 8:32 active ready running


Step2. SRにおける稼働中の仮想VMがあれば、shutdownしてください。

Step3. Nimble GUIから該当volumeを100Gから150Gにサイズ変更します。

Step4. XenServerの操作、拡張LUNサイズを再スキャン
コマンド: # iscsiadm -m node -R
[root@xenserver-6 ~]# iscsiadm -m node -R
Rescanning session [sid: 1, target: iqn.2007-11.com.nimblestorage:xenlun-v07309110a130d62d.00000389.a600473d, portal: 10.200.10.10,3260]
Rescanning session [sid: 2, target: iqn.2007-11.com.nimblestorage:xenlun-v07309110a130d62d.00000389.a600473d, portal: 10.100.10.10,3260]

Step5. uuidを取得する。
コマンド: # xe sr-list
[root@xenserver-6 ~]# xe sr-list
uuid ( RO)                : f89fd500-6d9a-eaae-44f9-dad95e6b82ca
          name-label ( RW): nimble-cs300
    name-description ( RW): iSCSI SR [10.200.10.10 (iqn.2007-11.com.nimblestorage:xenlun-v07309110a130d62d.00000389.a600473d; LUN 0: 3d1472b2103540326c9ce9003d4700a6: 100 GB (Nimble))]
                host ( RO): xenserver-6.5SP1
                type ( RO): lvmoiscsi
        content-type ( RO):


Step6. SRのPBD(Physical Block Device)のUUIDを取得する。
コマンド: # xe sr-param-list uuid=<SR UUID> | grep PBD
※<SR UUID>はStep5 で取得したものです。
[root@xenserver-6 ~]# xe sr-param-list uuid=f89fd500-6d9a-eaae-44f9-dad95e6b82ca |grep PBD
      allowed-operations (SRO): VDI.create; VDI.snapshot; PBD.create; PBD.destroy; plug; update; VDI.destroy; scan; VDI.clone; VDI.resize; unplug
                    PBDs (SRO): 3b5f6b83-d558-d826-5fa1-84ab896e3e44

Step7. SRのPBDをUnplug する
コマンド: # xe pbd-unplug uuid=<PBD UUID>
[root@xenserver-6 ~]# xe pbd-unplug uuid=3b5f6b83-d558-d826-5fa1-84ab896e3e44

Step8. SRのPBDをPlugする
コマンド: # xe pbd-plug uuid=<PBD UUID>
[root@xenserver-6 ~]# xe pbd-plug uuid=3b5f6b83-d558-d826-5fa1-84ab896e3e44

Step9. SRサイズを再度確認。size=150Gになっところを確認しました。
コマンド: # multipath -ll
[root@xenserver-6 ~]# multipath -ll
23d1472b2103540326c9ce9003d4700a6 dm-1 Nimble,Server
size=150G features='1 queue_if_no_path' hwhandler='0' wp=rw
`-+- policy='round-robin 0' prio=1 status=active
  |- 5:0:0:0 sdb 8:16 active ready running
  `- 6:0:0:0 sdc 8:32 active ready running

Step10. 仮想VMを起動します。

以上。

メモ:XenServer6.5にはLUN resizeの不具合があると判明されました。
原因詳細:https://bugs.xenserver.org/browse/XSO-203

resizeの不具合はXenServer6.5SP1にて修正しました。
XenServer6.5SP1のダウンロード:http://support.citrix.com/article/CTX142447

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また今度。

2015年6月26日金曜日

日本HP、8月1日に会社分割

米国側、去年分割発表しましたが、日本HPも実行になりますね!

http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASDZ23HXS_T20C15A6TJC000/